令和6年4月17日に「石綿取扱作業従事者特別講習」のを弊社にて実施しました。
弊社2階大会議室にて実施し受講者数は30名で4時間30分の講習を行いました。
本特別教育講師資格保持者である副社長の古田が講師として壇上に立ちました。
石綿(アスベスト)とは天然の鉱物繊維で、燃えない、引っ張りに強い、他骨材色々なものと均一に混ざりやすい等、利点が多く幅広く建築材料等に使用されていました。
しかしその一方で石綿に係る業務による重度な健康障害を引き起こす危険性があるため、輸入の禁止、使用の見直し、除去作業での法改正が行われました。
近年、石綿を使用した建物の老朽化に伴い解体工事、改修工事が増加傾向にあります。
また、石綿が使われている建築物等の解体・改修工事の作業従事者は石綿(アスベスト)を吸い込むと石綿肺、肺がん、中皮腫を発症するリスクがあります。
その為作業には、特別教育修了者を就かせることが法律で義務づけられています(安衛則第36条第37号、石綿則第27条第1項)。
講習では、教本に基づき、石綿の有害性・石綿の使用状況、石綿等の粉じんの発散を抑制するための措置、保護具の使用方法、
その他石綿のばく露の防止に関し必要な事項の説明を行いパワーポイントを使用し、
過去の作業事例写真等を交えたり肺がんや中皮腫等リアルな映像も参考資料として映し出すと、
皆さん食い入るように熱心に講義に耳を傾けていました。
総務部 吉田このみ