2018年
6月30日(土)
(株)斫木村・斫木村安全衛生協議会
平成30年度安全大会
先ず、今月18日に起こった大阪北部大地震でお亡くなりになられた方々へ全員で黙祷を捧げました。被災された方々には、一日も早い復旧とご無事を心よりお祈り申し上げます。 |
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この日もやはり朝から蒸し暑い一日となりました。幸い、今年は雨に降られることなく始まり、そして終わることができました。 ご多忙の中、今年も本当に大勢の方々にご参加頂きまして心より感謝申し上げます。 →安全大会プログラムはこちらから |
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社是・社訓 唱和 | |
取締役リサイクルセンター長 木村 哲男 | |
従業員、協議会会員、そしてお客様、会場にいる全員ご起立頂き、唱和しました。 |
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協議会会長挨拶 | |
安全衛生協議会会長 中谷 剛 | |
今年のお題目は「スマートフォン」 今や私たちの生活必需品となりつつあるスマートフォン。利便性が高い反面、身体への悪い影響も様々起きているようです。スマートフォンが身体にどんな影響を与え、どう変化していくのか、そして予防策など。おそらく殆どの方が関わる内容、是非関心をお寄せ頂ければと思います。 →協議会会長挨拶文はこちらから |
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社長挨拶 | |
代表取締役社長 木村 順一 | |
この6月18日、最大震度6弱を観測した大阪北部大地震について触れました。 地震が起こったのは朝7時58分。人々が活動を始める時間帯であることを思うと、建物被害は2万棟超であったことに対し、人的被害は予想以上に少なかった。ただし、人の命は数で測るものではなく、一人でも亡くなった方がいることは悲しい。 と話し始め、9歳の女子児童がブロック塀の下敷きになって亡くなった事故に関して話しました。 あの事故は正しく人災である。ということは防ぐ手だてがあったということ。私たち解体工事に携わる者が一見すれば、倒壊の危険性は分かったはず。見て見ぬ振りをしたのかそもそも気に掛けなかっただけなのか、いずれにしても「危ないぞ」という声をあげることができなかったから事故につながった。これからは街を歩いて建物・構造物を見て、危ないと気付いたら「危ないぞ」という声を地域に発していきたい。 壊すだけで何も作らないと言われる私たちが声を発することで、明るく安心な、そして安全な社会を作ることができる。 と結びました。私たち解体工事を生業とする者が、壊すことを通じて、より良い社会を作っていけるよう頑張っていきたいと思います。 |
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社長表彰 | |
工務部部長(永年勤続30年) 山口 一彦 | |
今年はちょうど勤続30年となる社員が一人、社長より表彰を受けました。山口さんは、工務部の部長。大きな重機を自在に操り、丁寧に、且つ敏速に、作業を進めるオペレーターを主に担当しています。腕は超一級。これからもまだまだ活躍して頂きたい、そしてその技術を若手に残すところ無く伝承して欲しい社員の一人です。 | |
勤続30年、工務部長の山口さん(左) | |
安全講話『PCB全量廃棄について』 | |
一般社団法人日本PCB全量廃棄促進協会 事務局長 甲陽興産株式会社 経営企画室室長 辻 孝博 様 |
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PCB。聞き慣れない言葉と感じる方も多いのではないでしょうか。 PCBとは、ポリ塩化ビニフェルの略称で、ダイオキシン類の一種です。強い急毒性はないですが、長期間体内に侵入し蓄積されると、色素沈着や奇形、腫れ、肝機能低下、発ガンなどの症状が現れます。 国内では主に電気機器用の絶縁油、各種工業における加熱及び冷却用の熱媒体ならびに感圧複写紙に利用されていました。PCBを含む代表的な電気機器としてはトランス(変圧器)、コンデンサ(蓄電器)、蛍光灯に含まれる安定器があります。1972年、生産・使用の中止等の行政指導を経て、1975年に製造、輸入が原則禁止となりました。PCBを含む機器は廃棄物となり、保管や処理が当時曖昧であった為、行政は実態の把握に時間を要し、処理の基準や方法を随分模索したようです。 2001年PCB処理特別措置法という法律を制定。PCB含有機器の使用やPCB廃棄物の保管に規定を義務付け、廃棄物処理のインフラ整備にも着手、違反者には罰則も設けました。 今、行政は地域ごとに処分期限を設けて処理の呼びかけを行なっています。そして、今日の講話にお越し下さった辻様も本業の傍ら、PCB全廃に向けて一生懸命取り組んでいらっしゃいます。しかし未だ浸透していないのが現状。知った時には汚染された環境をもとの姿に戻すのに莫大な費用と膨大な時間を要することになるかもしれません。 是非関心を持って、ご一読くださいませ。 →一般社団法人 日本PCB全量廃棄促進協会-JPTA |
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安全宣言朗読 | |
社員代表 施工管理部主任 早川 卓馬 安全衛生協議会代表 副会長 古田 智裕 様 |
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私たちは常に「無事故無災害」を目標に掲げ、その年のスローガンに向かって代表者が誓いの宣言をします。 今年のスローガンは、 「ゼロ災は ルール順守の積み重ね 守る勇気と続ける努力」 |
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シュプレヒコール | |
工務部・協議会 代表者5名 大橋力也 根本嘉晃 浅野一輝 石塚信之((有)石信工業) 佐藤治人(佐藤斫工) |
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代表者の一人、大橋の掛け声で会場一体となって安全へのスローガンを唱和しました。 「今年も無事故・無災害でがんばろう!」 |
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閉会の言葉 | |
取締役福社長 木村 勇一 | |
今年もこうやって大勢の方々を迎え、安全意識を高める会を行なえたことに感謝申し上げます。あと2年で当社は創業70周年となります。 無事故・無災害、と常に向き合い、問題なく平穏な毎日をこれからも、皆さまと送ることが出来ますように、そう願い今年も無事に閉会致しました。 |
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