2024年の始まりは正しく「能登
半島地震」であった。被災の状況
がはっきりしない中、要請に応じ
て救援に向かい、一時の落ち着き
に笑顔になったのも束の間。公費
解体の手伝いで部隊を派遣するこ
とになり、5月21日に復興作業が始
まった。未だに30名以上の者が被
災地で作業を続けているが、いつ
になったら終わって笑顔になれる
のかと思うと、先が見えないこと
にいら立ちさえ感じ、心は沈んで
しまう。しかし、いつか必ず終わ
りが来る。
そう言い聞かせながら、現地で頑
張る仲間たち見守っていきたい。
また、彼らの働きは被災地にとっ
て「希望の光」だと思う。
「一隅を照らす」の言葉を胸に、
その光を絶やすことなく煌々と周
囲を照らし続けて欲しい。
さて、会社を取り巻く環境は、前
にも増して大きく変化しているこ
とを理解して欲しい。
の株主構成が大きく変わったこと
である。これにより、進化・飛躍
するのに乗り越えなければならな
い壁が取り払われたわけで、前進
する歩幅は前よりいっそう広くな
ったはずである。悠々自適とは言
えない、まだまだ前途多難な道で
はあるが、スピードを増して新し
い形を創り上げていきたい。
次に、Kanoa4の新社屋が完成し、
2月から隣地と言えるくらいの近
い所で業務が始まる。旧社屋の売
却や新業態の確立など大きな課題
がある中、自信を持って堂々と前
に進んで行きたい。Kanoa4は斫木
村の完全子会社である。他人事で
はなく、全員で関わりたい。
今年のスローガン「改過自新」と
は、自分の過ちを改めて新たに再
出発するという意味である。ここ
で自分を顧みて欲しい。失敗を人
や物のせいにして「仕方がないこ
と」にしてしまっていないか。
それこそ失敗を頭から消し去って
いないか。度々思うことだが、失
敗は過ちであると素直に認めそれ
を改めるということが出来ていな
いから、再出発となる第一歩が頼
りないものになり、起死回生の成
果を得られないのではないか。
この先、大きく変わる周囲に的確
に対応し大きな成果を上げなけれ
ばならない。それにはまず「失敗
は自分の過ち」を謙虚に認め改め
ることが何よりも大切であると肝
に銘じて進んで欲しい。
今年の干支は「乙巳(きのと・み
)」。
努力を重ね、物事を安定させてい
く年で、困難があっても紆余曲折
しながら進むことを意味するそう
だ。進む道は定かではないかもし
れないが、まずは自分の過ちを認
めるという素直な心をもって、そ
れに、これ以上はないというくら
いの努力を重ねて新しい道を切り
開いていきたい。